昨年、SEから社内SEへと転職したのですが、せっかく転職活動をするのならば、転職エージェントを色々利用したいと思い、実際にワークポート、マイナビエージェント、リクルートエージェント、DODAの4つのエージェントを利用しました。
今回はその中の一つである ワークポート を利用してみて、実際に体験した内容をレビュー記事としてお伝えしたいと思います。
始めに言っておきますが、ぼくはワークポートでは面接まで進めませんでした。
ので、今回は登録から面談後のやりとりまでの経験談となります。
その他の3つのエージェントの体験記は以下の記事にまとめています。
ワークポートについて
ワークポート は転職支援サービスを提供している会社です。
求人紹介、転職相談などの転職の支援を無料で実施してくれるサービスを提供しています。
マイナビやリクナビは有名ですが、ワークポートという名を聞いたことがない人は多いかもしれません。
ぼくも転職活動を始めるまでは聞いたことはありませんでした。
ワークポートの特徴としては IT・クリエイティブ関連職種に強い という点です。
大手と比較すると求人数は少なく感じますが、IT界隈であれば、大手もしのぐと言う噂を聞きつけ、利用することにしてみました。
登録
以下のリンクから登録できます。
登録後にメールにて連絡があり、初回面談の日程調整を専用サイトから申し込みします。
初回面談までに履歴書、職務経歴書を作成しておくと面談がスムーズです。
いずれもExcelやWordなどで作成し、サイトからアップロードします。
フォーマットも準備されています。
初回面談
初回面談は対面での面談で場所は博多駅付近にあるワークポートの福岡営業所で、面談時間は60分程度でした。
面談はマニュアル的な感じではなく、転職の気持ちを汲み取ってくれる印象がありました。
面談では以下の様な質問がありました。
- 現在の転職活動の状況
- 今の会社を選んだ理由
- 転職したい理由(現状の不満、次にやりたいことなど)
- 転職先の条件(勤務地、年収、職種、待遇など)
主に現職の不満と転職したい理由について、話していきます。
質問の後は、担当コンシェルジュ(いわゆるキャリアアドバイザー)の方が求人を探すために20分ほど席を外されました。
戻ってきた後は、担当コンシェルジュの方が希望にマッチする求人票を何部か持ってきて、その場で一緒に確認しました。
求人の紹介
初回面談後に15社の会社を紹介されました。
SE職以外でも幅広く考えていることを伝えましたが、SEか営業の求人のみを紹介され、少し的外れに感じました。
担当コンシェルジュの方が言うには、未経験でSE以外となるとなかなか条件をクリアできる求人がないとのことでした。
また、「SEでも他社を見てみれば気が変わるかもしれない」と言われ、まずは応募するように強く促されました。
実際に紹介された求人ですが、IT・クリエイティブ関連職種に強いということもあり、他のエージェントでは紹介されなかったベンチャー企業の案件が多く感じました。
初回面談以降の動き
求人紹介や担当コンシェルジュとのメッセージのやり取りを行えるワークポートのコンテンツ「eコンシェル」を使ってやり取りしました。
また、何度か電話でも会話をし、転職先の条件について、すり合わせを行いました。
しかし、仕事が忙しく、1〜2週間ほど動けなかったのですが、その後は連絡がなくなり、こちらから連絡しても2日後にしか返信が来ませんでした。
「すぐに転職したい!」という転職意欲が強い人をターゲットとしているように感じました。
登録後、2ヶ月程経過すると完全に音沙汰がなくなりました。
「本格的に動き始めたい」というと改めて求人を紹介してくれるようになりました。
が、時すでに遅し。
他の転職エージェントを利用して転職活動を進めていたため、ワークポートにお世話になることはありませんでした。
まとめ
ワークポートを利用してみた結果、スピード重視と言う印象でした。
ぼくの場合、ある程度時間をかけながら進めたかったので、ワークポートの思想と合いませんでしたが、「一刻も早く転職したい!」という気持ちを持っている方にはガッチリマッチしそうです。
また、前述の通り、IT関連のベンチャー企業は多数紹介して頂けたので、そのような企業を希望する方にはオススメです。
今回の記事は個人の感想であり、おそらく担当コンシェルジュと合う合わないもあると思うので、転職エージェントは何社か利用してみることを強く推奨します。