ぼくは2016年に初めて行きました。
旅行の際、ぼくが調べたシンガポールの情報と行ってみた感想をまとめます。
そもそもシンガポールってどんなところ?
シンガポールは正式にはシンガポール共和国という東南アジアの国です。
多国籍が混じり合った国であり、街を歩く人やレストランなどを見ると実感できます。
シンガポール共和国はシンガポール島とその他の小さな島々からなっており、東京都23区と同程度の面積です。
言語
公用語は英語、マレー語、中国語、タミル語などです。
基本的には英語が通じます。
残念ながら日本語は通じませんが、英語の単語だけでも話すことで観光地では汲み取ってくれる機会が多かったです。
時差
日本との時差はマイナス1時間なので、日本の正午12:00の時、シンガポールでは午前11:00です。
時差が小さいので、旅行に向いています。
通貨
S$(シンガポールドル)が通貨となります。
2017年7月2日現在では S$1 = 81.60円です。
なお、アメリカやヨーロッパと違い、チップは不要です。
注意点
街なかでゴミをポイ捨てする、禁煙区域で喫煙する、唾を吐くなどの禁止行為をすると罰金があります。
チューイング・ガムは持ち込みも禁止されていますので、準備の時にしっかり確認してくださいね。
電車やバスの中で飲食することも禁止されています。
外が暑いので、乗り物に乗った際に気が抜けて飲み物を飲んじゃわないように要注意です。
気候と服装
気温
シンガポールと福岡の月別の平均気温をグラフにしてみました。
シンガポールは日本の夏の気温が常に続いているような気候です。
福岡の7月、8月と同程度なので、年中常夏ですね。
つまり、気温という観点からは年間を通してベストシーズンと言えます。
降水量
シンガポールと福岡の月別の平均降水量をグラフにしました。
シンガポールでは11〜1月が雨季と呼ばれる時期で、日本の梅雨の時期と同程度の降水量となります。
しかし、日本の梅雨のように1日中雨が降るような日はあまりなく、ザッとスコールが降ってやむような感じです。
逆に2〜10月は乾季の時期であまり雨が降らない時期です。
雨が降る時は雨季と同じようにスコールが降りますが、時間としては1〜2時間程度。
スコールが降った後はカラッと晴れるという天候が多いです。
ちなみにぼくは10月に5日間行ったのですが、雨は降りませんでした。
服装
気温は安定しており、外は暑いため、日本にいる時の夏の格好で構いません。
ぼくは半袖半ズボンで過ごしていました。
しかし、室内や地下鉄などは冷房がかなり効いているので、1枚羽織れるものを持っていくことをオススメします。
移動手段
主な観光地はMRTという地下鉄でほとんど回ることができます。
実際に乗り回しましたが、かなり便利でした。
タクシーも料金が安く、治安も悪くないため、気軽に利用できます。
ただし、日本とは違い、タクシー乗り場から乗るのは基本となっているので注意です。
街なかだとホテルのタクシー乗り場から乗ったりしました。
空港から市内へのアクセスはMRT、タクシー、バス、エアポート・シャトル(乗り合いタクシー)と手段はあります。
MRTだと、約45分程度でS$2.2(約180円)
タクシーだと約30分でS$25(約2040円)
圧倒的にMRTの方が安いのです。
タクシーだとMRTの10倍の値段になります。
しかし、MRTは駅での乗り換え、駅からホテルまでの移動などもあるため、複数人で利用するなら、タクシーもありだと思います。
ぼくは荷物が多かったこと、時間の節約のために空港と市内のホテル間は行き帰りともタクシーを利用しました。
主要な観光地
マーライオン・パーク
シンガポールの代名詞の一つであるマーライオン像のある公園です。
マーライオンは上半身がライオン、下半身が魚の空想上の動物です。
シンガポールでも王道中の王道のフォトスポットで、観光必須です。
マリーナ・ベイ・サンズ
シンガポールといえば、マリーナ・ベイ・サンズといっても過言ではないでしょう。
ホテル、ショッピングセンター、カジノなどがある複合施設で、船を乗せたような形で有名です。
屋上にある宿泊者だけが入ることのできるインフィニティ・プールは大人気です。
プールの先には200mの高さから望む大都会が広がっています。
シンガポール旅行の中で一番テンションが上がり、最高の気分でした。
宿泊者でなくても、屋上のスカイパークという展望台にはのぼることができます。
ショッピングセンターも規模が大きく、暇を持て余しません。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
巨大な人工樹がシンボルの未来的で広大な庭園です。
マリーナ・ベイ・サンズからドラゴンフライ・ブリッジと呼ばれる橋一本で繋がっています。
メインはスーパーツリー・グローブと呼ばれる高さ50mの人工樹で、夜になるとライトアップされ、光のショーも開催されます。
スーパーツリー2本をつなぐOCBCスカイウェイも人気で、高さ22mの空中遊歩道を歩くことができ、スリル満点です。
他にもクラウド・フォレスト、フラワードームといった室内庭園もあります。
ナイト・サファリ
夜だけ開園するサファリパークです。
夜行性の動物が活発に動く貴重な姿を見られます。
サファリパークなので動物園と違って柵がなく、より身近に動物を感じることができます。
ぼくは行くことができなかったので、次回は絶対行きたいスポットです。
セントーサ島
セントーサ島の主要観光スポットはリゾート・ワールド・セントーサという複合型リゾート施設です。
主なスポットは5つ!
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
- マリンライフ・パーク(水族館)
- エスパ(スパ)
- カジノ
- ナイトショー(噴水、炎などのショー)
リゾート・ワールド・セントーサ以外では、美しいビーチ、高さ37mのセントーサ・マーライオン、空中ロープを時速50kmで滑走するアクティビティなどが楽しめるメガジップ・アドベンチャー・パークなどがあります。
チャイナタウン
中国系民族が集まるエリアです。
ホーカーズと呼ばれる屋台や飲食店があり、本格中華の味を楽しめます。
リトル・インディア
リトル・インディア駅にインド人向けの食品、衣料品などの市場が集まっています。
インドの民族衣装であるサリー、ターバンなどを身につけている人も多くいるため、インドに来た気分になることができます。
ヒンドゥー教の寺院も見学できます。
ぼくが行った時は寺院がしまっており、見学はできませんでした。
また、市場の近くを歩くと花の蘭の匂いが特徴的でした…
アラブ・ストリート
地下鉄ブギス駅周辺にあるイスラムの雰囲気のあるスポットです。
イスラム教のモスクでお祈りの姿を見学できます。
ぼくは実際にモスクの中でお祈りをしている方々を見学することができました。
貴重な体験でした。
グルメ
シンガポールは多国籍の人が多い国のため、食事も多国籍で色々なものがあります。
その中でも以下のものは観光客にも人気のシガポール現地グルメは以下の通りです。
- チリ・クラブ
- チキン・ライス
- フィッシュヘッド・カレー
- 中華料理
個人的にはチキン・ライスが好きでした。
想像と違い、あっさりめでご飯にもよく合う味でした。
まとめ
シンガポールの基礎情報をお送りしてきましたが、参考になったでしょうか?
シンガポールは日本からも近く、時差も小さいため、海外旅行の初級レベルの国だと思います。
都会のため、清潔感なども特に意識しなくても問題ありません。
何度でも訪れたくなるような魅力的な国です。