先日、愛媛の松山に行った際、妻へのお土産を何にするか悩んでいました。
愛媛といえば、みかん、じゃこ天、今治タオル、坊っちゃん団子、ポンジュース…
その数ある名産の中から、ぼくがチョイスしたのはタルトです。
タルトは松山銘菓としても全国的に有名なお菓子。
今回はそんなタルトですが、今回は六時屋タルトのレビューです。
タルトって何?
そもそもタルトって何だろうって人のために説明を。
まず、世の中で一般的にタルトといえば、パイやビスケットのような生地の上にフルーツなどが乗った洋菓子をイメージすると思います。
しかし、愛媛ではゆず風味のあんこをカステラ生地で巻いたロールケーキのことを言います。
タルトが松山銘菓となった由来ですが、江戸時代に松山藩主・松平定行が長崎でポルトガルからの輸入品のタルトを気に入ったことが始まりといわれています。
一六タルトと六時屋タルトはどっちを買うべきか
この松山銘菓のタルトですが、実は有名な会社が2つあります。
それが一六本舗と六時屋です。
一六本舗
「一六タルト」として有名な一六本舗は愛媛に34店舗を構える大手菓子メーカー。
1883年(明治16年)創業の老舗で、2017年で創業134年を迎えます。
松山銘菓のタルト発祥の店、つまり元祖です。
六時屋
1933年(昭和8年)創業。
松山城近くの勝山通りにある本店と道後温泉そばの道後商店街にある道後店の2店舗のみです。
これだけ聞くと小さなお店と感じるかもしれませんが、六時屋が有名なのにはわけがあります。
それは1953年(昭和8年)に松山で開催された国体で昭和天皇・皇后陛下からの御用命があったためです。
六時屋にしました
一六タルトか六時屋タルトかで悩んでいましたが、道後商店街のお土産屋のおばちゃんにどちらが良いか聞いたところ「地元の人は六時屋に行く」との情報をGETしたので、六時屋のタルトを買いにいきました。
道後商店街の奥の方に六時屋 道後店はあります。
店内で食事もできるイートインスペースやトイレもあります。
店の奥には小さな庭もありました。
これが六時屋タルト
そして、購入した六時屋のタルトがこれ。
個包装されています。
袋からあけるとこんな感じです。
ふわふわの生地とゆず味の餡のバランスは最高、上品な味です。
煎茶やコーヒー、紅茶にも合うこと間違いなしです。
愛媛の一般家庭では六時屋タルトをお客様に出すこともあるそうですが、友達の家に遊びに行って、これが出てくると間違いなくテンションがあがります。
まとめ
愛媛のお土産の定番として君臨するタルトをご紹介しました。
お土産に迷ったら天皇・皇后陛下御用達の「六時屋タルト」をオススメします。
愛媛に行った際には、六時屋タルトを買って帰り、お家で至福のひと時を楽しみましょう。