商売繁昌してますか?
今回は商売繁昌の神様を奉る「十日恵比寿神社」の正月大祭に行ってきた話です。
正月明けに開催される正月大祭というお祭りには、その年一年間の商売繁昌、家内安全などを願う人たちが参詣に集まります。
2019年も1月8日〜11日で開催されます。
2017年、2018年と二年連続で参詣してきましたが、多くの人が来ており、かなり盛り上がっていました。
参詣のご利益があったかどうかですが、商売繁昌したかどうかはわかりませんが、2017年は転職という転機が訪れ、収入という意味では大きな変化のある年になりました。
商売をやっていても、そうでなくても、自分のところにお金が回ってくるよう祈願したい方にはオススメの神社です。
ということで、今回は十日恵比寿神社の正月大祭について、まとめます。
十日恵比寿神社
十日恵比寿神社は、事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)と大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)の二柱をお祀りしています。
事代主大神は商売繁昌の神様「えびす様」、大國主大神は縁結びの神様「だいこく様」で七福神の神様ですね。
この十日恵比寿神社は古くから商売繁昌のご利益があるということで全国的にも有名です。
十日恵比寿神社へのアクセス
最寄駅は以下の2駅です。
- 吉塚駅(JR鹿児島本線)徒歩約5分
- 千代県庁口(福岡市地下鉄)徒歩約5分
駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングに停めるしかありません。
特に1月10日は参詣者がとても多く、停められないこともあるので、時間に余裕のない方は公共交通機関での移動をお勧めします。
正月大祭
毎年1月8日~11日の期間で開催される伝統的なお祭りです。
初日は「初えびす」、2日目は「宵えびす」、3日目の10日は「正大祭」、最終日は「残りえびす」とよばれています。
その年の一年間の商売繁昌、家内安全、交通安全、漁業繁栄などを願う人々で賑わいます。
期間中は400軒の露店が並び、約100万人の人々が訪るそうです。
冒頭に記載していた通り、特に商売繁昌のご利益があると全国的にも有名で、福岡だけにとどまらず、全国の人たちが参詣に訪れます。
商売繁昌ということで、個人だけでなく、企業の方もたくさん来ています。
境内に飾られている提灯にも企業の名前がたくさん書かれています。
参拝
十日恵比寿という名のとおり、1月10日に参詣者が最も多くなります。
一般客だけでなく、企業の方たちもたくさん訪れるため、本当に 人! 人! 人! といった感じです。
ぼくが2017年1月10日夜にいったときは、お賽銭のために並ぶ参詣者が長蛇の列をなし、参拝だけで3時間待ちとなっていました…
写真ではわかりづらいかもしれませんが、境内は人だらけでした…
ちなみに翌日の1月11日(残りえびす)の夜に行った時の写真がこちら。
参拝に15分ほど待ちました。
なるべく待ちたくない方は1月10日は避けられた方が良いかもしれません。
年中祈願
お賽銭の長蛇の列に並ばずに参拝したい方には、年中祈願という方法があります。
年中祈願では、名前を墨書した祈願章を発行してもらえ、申込書を本殿前に納めて1年間毎朝祈願してくれるサービス?ですが、当日も本殿の中に通され、その場で祈願してくれます。
本殿内には、お賽銭をお供えする祭壇も準備されているため、参拝で並ばずにこちらでお参りすることもできます。
初穂料は2,000円です。
ぼくが2017年に行った際は、30分ほど待ちましたが、参拝とくらべれば全然楽でした。
福引き
福引きは1回2,000円で、福笹と景品がもらえます。
写真は福引きをするために購入する福引き券。
景品には熊手、そろばん、手ぬぐいなどなど…
ランクがあり、良いものが当たると、世話人が「大当たりーーー!」と叫んでくれます。
ちなみにぼくが2017年に当たったのは千両箱という名の貯金箱。
たまに小銭を入れて拝みます。
また、福笹は次の年に返納して、毎年新しい福笹を飾って、縁起の良い1年をスタートしています。
一年の運を試す福引き。ぜひ一度やってみてはいかがですか?
えびす銭
えびす銭(ぜに)は、財布の守り神とされる古銭です。
江戸時代の通貨「寛永通宝」などの古銭が1枚ずつ袋に入れられており、1枚200円で授かります。
えびす銭は神社から借りているもので、1年後に返してまた次の1枚を借ります。
神社では約200年間、同じ硬貨を使い続け、年間10万枚ほどの古銭を貸し出しているそうです。
近年、このえびす銭を返却せずに持ち続けている人が多く、えびす銭が不足しているそうです。
えびす銭は製造されているものではなく、古銭です。
もし、えびす銭を借りたら、正月大祭以外でも返納できますので、絶対にお返ししましょう!
まとめ
その年1年の商売繁昌を祈願したり、お金を守ってもらいたいのであれば、ぜひ一度行かれてみてはいかがですか?
一般的な神社の催し物とはひと味違った面白みが味わえますよ。
十日恵比寿神社で祈願し、商売を繁盛させて、日本経済を回していきましょう!