基本情報技術者試験に1週間で合格するための勉強法

どうも、ダメリーマンです。

今回は情報系資格試験の登竜門である基本情報技術者試験に合格するための勉強法についてです。

実際にぼくが実践した1週間で合格できた勉強法を伝授します。

基本情報技術者試験とは

この記事を読んでいる人は基本情報技術者試験がなんたるか、ご存知でしょう。

念のため、改めて簡単に説明すると、基本情報技術者試験は独立行政法人 情報処理推進機構(通称:IPA)が実施している情報技術の全般についての資格試験です。

国家資格で、春と秋の年二回、実施されています。

試験は午前に基礎知識、午後に基礎知識から少し発展した応用問題(穴埋め)となっていて、午前・午後ともに60%の正答率で合格です。

合格率は20〜30%。

この資格のことを、一般的には基本情報と呼んでいたりします。

基本情報技術者試験の価値

まず、はじめに言っておきたいです。

基本情報技術者試験ですが、合格したからと言って正直あまり価値がありません。

なぜかと言うと、試験自体がとても簡単だからです。

実際に情報系の勉強をしていなかった同期が1ヶ月勉強すれば取れた資格です。

ぼくは大学で情報系の学部に所属していたこともあり、就職課の先生からは「基本情報の資格を持っていても履歴書に書かない方が無難」とまで言われていました。

実際にSEとして働いているわけですが、業務の中で基本情報技術者試験に出題されているよう内容に触れることもあるので勉強する意味はあると思います。

しかし、「基本情報取ったんだぜ!」と胸を張って言える資格でないことは伝えておきます。

ちなみに基本情報の一つ上の試験である応用技術者の資格を持っていると、「あ、こいつ最低限の知識はあるな」と思われるレベルです。

ちなみにぼくの会社では応用技術者試験に合格することを推奨?しており、もし持っていないと半年ごとに上司から圧力がかかります。

1週間で合格するための勉強法

使用する参考書

使用する参考書はコレです。

「イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室」 

栢木(かやのき)先生という方が情報系の知識がない人でもわかりやすいよう、イメージをイラストにして、丁寧に書いている王道の参考書です。

ポップな猫が大量に散りばめられているので、楽しみながら勉強できます。

章ごとに確認問題として過去問も数問掲載されています。

勉強法

具体的な勉強法ですが、すごくシンプルです。

①まずは本を一通り読む

まずは参考書を一通り読みましょう。

確認問題も実施しましょう。

読んでいく中で、理解が難しい箇所や確認問題を多く間違えた箇所をメモを控えておきます。

②2週目以降で再確認

1週目でメモした箇所を繰り返し確認しましょう。

2週目で理解ができなかった場合、3週、4週と何度も繰り返し確認しましょう。

もし、大学などで情報系分野の勉強を学んできた人であれば、2〜3日で終わるかもしれません。

情報系分野の勉強をしていない人でも、1週間あれば2週目の確認までできるはずです。

この勉強法の注意点

この参考書に掲載されている過去問は午前問題のみです。

午後問題は午前問題の知識が前提となり、長文問題やプログラム言語の問題となります。

ご紹介した勉強法は、午前対策をしっかり勉強しておくことで基礎知識をつけ、その基礎知識で午後問題を乗り切ろうというアクロバティックな考え方です。

そのため、午後問題に不安のある方は、この参考書で基礎知識を固めた上で、別途過去問集で演習を実施することをオススメします。

まとめ

実際にぼくもこの参考書を使って、一発合格しました。

ただし、情報系学部出身というアドバンテージが大きかったのはあると思います。

「試験がギリギリに迫って、勉強が間に合わない!」という方には、今回の方法はオススメですが、時間に少しでも余裕のある方は、追加で過去問を解くことを強く推奨します。

また、参考書を読まずに過去問だけをやるという勉強方法もあるのですが、ぼくはそちらはオススメしません。

理由は、内容を理解できないまま、問題と答えを暗記しているだけだと、実際に合格したとしても実務の中では活かせないからです。

また、将来的に応用技術者試験を受けることを見越しているのであれば、なおさらです。

学生でも社会人でも、資格の勉強は限られた時間の中でやることになるので、効率的に学びたいですよね。

そんな時はぜひ、この参考書を使って勉強してみてください。

最後になりますが、資格試験を受ける際は事前に計画し、しっかりと勉強することに敵うものはありません。

試験に申し込んだ時はやる気満々だったのに、結局なかなか手をつけず、不合格…

とならないよう、計画的に取り組みましょう!

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